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江戸の旅文化(岩波新書) [本(日本史]

『江戸の旅文化/神崎宣武/岩波新書/2004』
著者:民俗学、旅の文化
評価:日本の江戸は旅行大国


年60万人が伊勢神宮に参宮する。
特に春が盛ん。農業に忙しくないから。
文政13年のおかげ参りでは、3月から8月に457万人も旅行した。
もちろん伊勢参宮は旅の方便で、ついでに足をのばすのだ。

旅行を受け入れる側も発達した。
元祖旅行業は伊勢の御師。
大山、羽黒山、御嶽山の修験者も商人化していた。

当時、農業だけをする農民はいなかった。
半農半漁、半農半工、半農半商がふつうの農民である。
そして年貢は米にのみかかる。
だから意外にも余裕があったのである。

・今日の一言
もともと日本には農業だけを行う農民はいなかった。
Originally, there is not a farmer who only engage in agriculture in Japan.
원래 일본에는 농업만에 종사하는 농민은 없었다.
在日本本来没有只做农业的农民。

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