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路面電車ルネッサンス(新潮新書) [本(農業と環境]

『路面電車ルネッサンス』
宇都宮浄人(日本銀行、経済学)
新潮新書(2003)


環境に優しい路面電車の復活を!

路面電車はドイツが世界一。
前の電車にくっついて走ることができるものもある。

欧米は赤字が常識。
下水道のようなインフラ扱いなのだ。
海外主要都市での運行費用の補助率は50%に及ぶ。

上下分離方式の採用を勧めている。
インフラは公的に建設し維持し、上は民間が経営する。
またバスやトラックはもともと上下分離方式だと指摘する。
バスもトラックも道路の建設代も維持費を払っていないから、
これでは鉄道に対して不公平なのだ。

フィリップ・ニアマン
路面電車は町の景観の一部である。
ポルシェデザインの路面電車など、視覚的にも工夫がある。
岡山市のMOMOもエレガントな外見を持つ。

路面電車はのんびり遅いという常識。
ところがダラスの路面電車は最高速度105km/h。
もう普通の電車と変わらない。

地元堺市にも計画があるらしい。
臨界新都心-堺駅-堺東-堺市駅への8km。
これは確かに便利だし採算も合うと思う。
今まで一度大阪市内に行かなくてはならなかったのだ。

・今日の一言
路面電車は町の景観の一部である。
Trams are part of the cityscape.
노면전철은 도시 경관의 일부이다.
有轨电车是城市景观的一部分。

タグ:宇都宮浄人
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