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武士の時代-日本の歴史〈4〉(岩波ジュニア新書) [本(日本史]

『武士の時代-日本の歴史〈4〉』
五味文彦(日本中世史)
岩波ジュニア新書(2000)


簡潔に日本史を知る良書。

二人走せ合て手の限り射むという一騎打ち。
弓の一騎打ちというのは、実際には多そう。

幕府は東国を領域とする領邦国家。
日本の東の王が将軍で、西の王が天皇みたいな構造か。

和歌は世を治め民を和らぐる道。
魏の文帝も似たこと言ってたな。

阿弥陀仏への絶対的な救いを求める浄土宗の他力、
自力で往生を悟るのが禅宗。

一味同心の訴え。
誓いの起請文を神前で焼き焼け残った灰を水に入れて回し飲みして誓う。
宗教的な儀式というか、道教っぽい。

足利義満は中国に日本国王源道義として認められる。
将軍と天皇の関係は難しいな。

・今日の文中の二言
この条々非例にてせめられ候ふ間百姓所に安堵しがたく候ふ。
This is an unprecedented law in the past. If you torture us like this, we peasants can not live with relief.
이 법률은 과거에 예가 없사옵니다. 이렇게 시달리면 우리 농민들은 안심하고 생활할 수 없사옵니다.
这些条文从来没有过,让老百姓受折磨的话,我们老百姓很难安定。

将軍かくのごとき犬死古来その例を聞かざることなり。
I've never heard that Shogun died in vain like that in all history.
장군이 그런 개죽음 당했다니 옛날부터 그런 이야기를 들은 적이 없느니라.
将军如此这样的白死,是自古以来没有听说过的事情。

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