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動きが生命をつくる-生命と意識への構成論的アプローチ [本(脳科学]

『動きが生命をつくる/池上高志/青土社/2007』
著者:カオス、人工生命
評価:生命と意識についてカオスの観点からの考察

自閉症児への写真課題。
人形に青い服を着せ写真を撮る。
人形を緑の服に替える。
写真の服は何色か訪ねる。
この問題はスマーティの問題と似ているが自閉症児は間違えない。
人間と写真は似ていない混同しないのだろう。

下條信輔のpostdiction現象。
赤を見る⇒格子模様を見る⇒緑を見るという手順。
格子模様と同時に視覚野に磁気刺激すると、
格子模様のタイミングで緑が見える。
まだ見ていない緑が先に見えるのである。
これは今を規定する有限幅のタイムウインドウの存在を示すという。

心の働きには時間の最小単位があるのだ。
思うに、これは脳の回路から説明されるだろう。
意識を生み出すのは前頭葉と後部の感覚連合野とのループ回路である。
このループ回路の一周が最小単位になるのである。

・今日の一言
心の時間には最小単位がある。
There is minimal unit of the time in our mind.
마음의 시간에는 최소단위가 있다.
心理时间有最小单位。

タグ:意識
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