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スタディ・ツアーのすすめ(岩波ジュニア新書) [本(世界事情]

『スタディ・ツアーのすすめ/市原芳夫/岩波ジュニア新書/2004』
著者:富士国際旅行社、スペイン語
評価:学びつつ楽しむ旅行を考える

ピース・ツアーとは、戦争史跡、歴史博物館、モニュメントを訪問し、
体験者の話を聞くもの。

歴史認識の変化。
アウシュビッツの犠牲者数は、かつて400万人と言われたが、
今は110-150万人に訂正されたらしい。
南京事件も数は変化するかもしれないね。

旅行先での学びのコツ。
どこにでもあるものを比較する。例えば公衆トイレなど。
すると、外国の特徴がよく見えるわけだ。

インドの不思議。
インドではお腹を壊すとなるべく冷たいものをとるらしい。
暑いからかな。あるいは、もっと出してしまうということ?

外国の変なところ。
イタリアの高校には灰皿がある。
パリの高校にはコンドームの販売機がある。
スイスのチューリッヒには麻薬注射用の注射器がある。
仕方ないとはいえ、本来ない方がいいよね。

ヨーロッパとアメリカ資本主義の違い。
ヨーロッパは資本の制約が強い。
安い外国人労働者に変えたり労賃の安い外国へ移転はできない。
国内事業で貯めた資金を海外の銀行口座に預金することや、
海外に投資することは禁止もしくは制限されている。
日本もするべきだろう。
日本はアメリカにはなれないのだから。

ドイツはナチスに厳しい。
ドイツでハーケンクロイツのジャケットを着て歩くと、
警察に連行される。
ナチス関連のメッセージはすべて違法なのだ。

日本人の外国人にわからない癖。
日本人のする同意の笑いは外国人に通じないという。
同意に、笑顔でうなずくのはわかりにくいらしい。

『世界の遺児 100人の夢/あしなが育英会編著/岩波ジュニア新書/2006』
著者:あしなが育英会
評価:被災や戦争で親を失った子どもの気持ちを考えよう

遺児たちの過酷な体験や、
政府への要望など遺児の作文集、
紺野美沙子の寄稿などがある。

あしなが育英会は、
遺児が遺児のための団体を作り、
その支援を受けた遺児が他の遺児を支えるという組織。
そういえば、道路上で募金を求めているのを見たことがある。

ちょっと日本っぽいと思った外国の文化。
北アイルランドの文化では男は人前では泣かないらしい。
イギリスなども、
コミュニケーションが間接的という点が日本と似ているし、
島国の人々は、意思表示が間接的になるのかもしれない。

『よその国ではどーやってるの?/有楽企画,編/実業之日本社/2002』
著者:
評価:へぇー、なるほど。

オーストラリアではスポーツ賭博が合法で、選手も投票できるという。
ズルしないでしょうか、不思議ですね。
韓国では、年150-200万の人工中絶がある。
ほとんどが子どもが女とわかったとき。
そのため、男が女よりも多くなってしまった。
ハンガリーでは売春が合法、私的企業家として登録し免許があるという。
税金を取りたいからか?
フランスには喫煙に年齢制限がなく、小学生も煙草を吸っていいらしい。

・今日の一言
旅行先ではどこにもある物を比較してみよう。
Compare commonplace objects while traveling.
여행중에는 어디에서나 볼 수 있는 물건을 비교해 보자.
在旅行的时候比一比常见的东西吧。

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