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十三妹(中公文庫) [本(小説]

『十三妹』
武田泰淳(作家)
中公文庫(2002)


著者の暴走が楽しい武侠小説。

『三侠五義』『児女英雄伝』『儒林外史』を合成して作ったもの。
構成としては『児女英雄伝』の続編という位置づけ。

ユーモラスというか、著者の暴走ぶりが凄い。

amazonを見ると、田中芳樹氏の解説が最低という意見があるが、
何でだろう。ネタバレしているからかな。

女侠は、光武帝小説化計画に是非欲しい存在。
古典上で有名なのは十三妹と聶隱娘。
このあたりのイメージでキャラクターを考えると面白いかな。

・今日の一言
夢でよかった。(安公子)
It was just a dream. Thank goodness.(Prince An)
꿈이라서 다행이다.(안공자)
还好都是一场梦呢。(安公子)

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コメント 2

マルコ

田中芳樹には、とにかく文句をつけないと気がすまない熱烈なファンが多いようなんです。
ツンデレってやつでしょう(笑
by マルコ (2008-01-25 17:10) 

Kay-akira_Hirota

作品の出来不出来にムラがありすぎるせいかも……
by Kay-akira_Hirota (2008-01-25 23:10) 

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