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中国の大航海者 鄭和(清水新書) [本(東洋史]

『中国の大航海者 鄭和』
寺田隆信(東洋史)
清水新書(1984)


大航海時代よりも凄い中国の鄭和。良書。

8世紀末の広州の西アジア人は数十万人。
年に40隻が往来したという。
海上貿易は陶磁器の道と呼ばれた。
後の時代、宋銭は世界の通貨と呼ばれた。

明太祖の建国から末年までに耕地面積が5倍に。
朱元璋は、たくさんの人を殺したが、
一般庶民の民政という点においては抜群だったといえるだろう。

鄭和は身長180cm腰回り1mの巨漢。
全然、宦官らしくない。

宝船は船長150m、幅62mの巨大な船。
貿易が主要目的であり、西洋取宝船と呼ばれた。
鄭和の4次5次航海によりキリンが続々と到来した。
インド洋の航海はアラビア人の航海法で、
アラビア式観測器カマール=牽星板を使っていた。
この鄭和は日本来訪し、足利義満と会見したという説もあるらしい。

・今日の一言
宝船の船長は150mだ。
The length of a Treasure Ship is 150-meter-long.
보선의 선장은 150m이다.
宝船的船身长达150米。

タグ:寺田隆信
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