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英仏百年戦争(集英社新書) [本(軍事]

『英仏百年戦争/佐藤賢一/集英社新書/2003』
著者:作家
評価:わかりやすく面白い名著

1066年ノルマン朝の成立とは、
フランスの第六代ノルマンディ公ギョーム二世が、
イングランドを植民地化したということ。
中世にイングランドという国はないのだ。

しかしまた、フランスもまたフランスという国があるとはいえない。
複雑な主従関係の無数の領地の集合体があるだけなのだ。

そして英語しか話さないヘンリー五世
イングランド人として即位した最初のイングランド王の登場により、
イングランドが生まれたといえる。

対するフランスでのジャンヌ・ダルクの登場。
これはフランスに登場したナショナリズムを示すという。

『ダルタニャンの生涯/佐藤賢一/岩波新書/2002』
著者:作家
評価:史実のダルタニャンを探る

ダルタニャンは3段階で変化した。
史実の銃士、
クールティ・ドゥ・サンドラスの銃士、
デュマの銃士である。

・今日の一言。
近代までナショナリズムはなかった。
There was no nationalism until modern times.
근대까지 내셔널리즘은 없었다.
近代以前没有民族主义。

タグ:佐藤賢一
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