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ゲーム的リアリズムの誕生(講談社現代新書) [本(読書と文章]

『ゲーム的リアリズムの誕生/東浩紀/講談社現代新書/2007』
著者:現代思想、表象文化論、情報社会論
評価:オタクから見た日本文学、ライトノベルと美少女ゲームを考察

ポストモダンでは自己決定と多様性が肯定され、
大きな物語の共有を抑圧と感じる。
政治思想で団結して行動するとかそういうやつかな。

ライトノベルはキャラクターの媒体。
キャラクターのデータベースを環境として書かれる小説。
純文学は私小説で、ライトノベルはキャラクター小説。
それぞれの文学的想像力の基盤は、
自然主義リアリズムとまんがアニメ的リアリズム。

こうして考えると、三国志とか、金庸とか、田中芳樹とか、
ライトノベルのキャラクター小説だよな。

セカイ系とは?
主人公と恋愛相手の小さな関係が
世界の危機やこの世の終わりに直結するもの。
こういうのが、流行りらしい。
……もしや、光武帝の後漢建国話はセカイ系!?
だって陰麗華との恋愛から、ついには天下統一まで広がるし。(笑)

タグ:東浩紀
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