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科学的」って何だ!(ちくまプリマー新書) [本(論理思考]

『「科学的」って何だ!/松井孝典・南伸坊/ちくまプリマー新書/2007』
著者:惑星物理学、アストロバイオロジー
評価:はっきり言ってただの雑談。底が浅すぎ。

南伸坊の質問のレベルが低すぎ。
何であんな安直な答えで納得できるのか。

科学そのものに関してはまっとう。
"科学的にわかりません"はない、
"ここまでわかっている、ここから先はわかりません"がある。
私なら"こうすればいずれわかるでしょう"という。
これはとても良い模範的な解答だと思う。

科学とは共通性を持つこと。
だから数学など万人に共通する言葉が必要なのだ。

他の星の生命体はどんなか。
同じ宇宙に住むというのは、同じ教科書で学ぶということ。
だから人間と知識は似たものになるらしい。

松井氏は、専門の話からそれるととたんに怪しくなる。

魂とは関係性を持つ粒子という。
違います。心理事象はそんなに小さくありません。
心理事象はミクロ事象じゃないんです。

今の日本は懐疑の精神を失った中世のようだという。
今も昔も変わりません。典型的な"今の若者は……"病です。

我慢の精神を復活させないと制度を変えても無意味という。
それも制度が変えないと無理です。
制度が精神を作るんです。

社会学、教育学、経済学……何も知らないようだ。
惑星科学者だから当然なんだけど、自覚はないみたい。

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