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李光洙(イ・グァンス):韓国近代文学の祖と「親日」の烙印(中公新書) [本(人物伝記]

『李光洙(イ・グァンス)』
波田野節子(朝鮮近代文学)
中公新書(2015)


祖父も父も叔父も、
みんな世間では何の役にも立たない人たちだった

西学が天主教、東学
東学の三代目は日本と結ぶ、一進会と連合

科挙制度が崩壊し日本の学校卒業証書が代用に

世界文明の起源は
日本だとする本をたくさん書いた木村鷹太郎

国なくして一族も一身もない。
民族が賤しみを受けているときに、
自分一人だけ両班になることはできない。
安昌浩

李光洙の小説に偶然の出会い
「偶然の濫用」で通俗的だと批判
李光洙の人生を小説化したほうがよほど通俗的
李光洙の人生には偶然の出会いが多い

団結すれば興り、分裂すれば滅びる。

子を親の犠牲とする儒教批判、
李光洙は子の立場から、魯迅は親の立場から

まず獣になり然る後に人となれ
明治時代では生きるために弱いものを犠牲にするのは当然という認識が広まっていた
韓国フェミニズムの先駆者、羅蕙錫
2.8独立宣言、朝鮮語版、日本語版、英語版をすべて李光洙が書いた
ブ・ナロード運動、農民にハングルを教える識字運動
香山光郎

額を針で刺したら日本の血が出るほど自分たちは日本精神を体内に入れねばならぬ。
引きずられる日本国民であってはならない。見物する国民であってはならない。自発的、積極的または創造的に各自、身体のどの部分を針の先で刺しても日本の血が流れる日本人にならねばならぬ。
끌려가는 일본 국민이어서는 아니 된다. 구경하는 국민이어서는 아니 된다. 자발적, 적극적으로 내지 창조적으로 저마다 신체의 어느 부분을 바늘 끝으로 찔러도 일본의 피가 흐르는 일본인이 되지 아니하여서는 아니 된다.

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

・今日の一言(本文より、李光洙)
全朝鮮青年独立団は二千万朝鮮民衆を代表して、正義と自由との勝利を得たる世界万国の前に独立を期成せんことを宣言す。
朝鮮青年独立団ハ二千万朝鮮民族ヲ代表シテ正義ト自由トノ勝利ヲ得タル世界万国ノ前ニ独立ヲ期成センコトヲ宣言ス。
朝鲜青年独立团,代表两千万朝鲜民族,在取得正义和自由的胜利的世界万国之前,宣言期望的独立会成功。
조선 청년독립단은 우리 2000만 민족을 대표하여 정의와 자유를 쟁취한 세계 모든 나라 앞에 독립을 성취할 것을 선언한다.
As a representative of 20 million Korean people, the Korean Youth Independent Corps declares that we will achieve independence in front of all nations that have previously achieved justice and freedom.

タグ:波田野節子
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