SSブログ

ホンマモン:光徳寺だより(あうん双書) [本(仏教]

『ホンマモン:光徳寺だより』
直海玄哲(浄土真宗住職、中国仏教史学)
阿吽社(2013)


法座に参って法話を聴聞するのが
浄土真宗の門徒ですよ。

何が真実であるかでなく、
誰が救いの目当てであるかをポイントとした

お供えものを捨てることを仏様は望まない
浄土には八功徳水があるので飲み物はいらない
親鸞聖人の命日は旧暦で11月28日、新暦で1月16日

納棺夫日記を読んだ本木雅弘が主演したおくりびと

吹田市に反社会的宗教団体

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5

「仏教を誤解する」の項目で一瞬だまされた(笑)。
著者は社会問題を心理問題に矮小化する誤謬を指摘しており、
とても嬉しい。
僧侶は科学と社会学に対して偏見を持っている人が本当に多くて困る。

門徒は法座に参って法話を聴聞する。そして念仏。
キリスト教徒は説教を聞いて祈るわけで、構造の相似が興味深い。

・今日の一言(本文より)
宗教の名をかりて、人々の不平不満の向かう方向をそらせ、権力者や社会的富裕層の立場を守る精神論や宗教が多く見られる。
종교의 이름을 빌려서 사람들의 불평불만이 향하는 방향을 빗나가게 하고, 권력자나 사회적 부유층의 입장을 지키는 정신론이나 종교가 많이 보인다.
(现代社会)有很多是凭借宗教的权威,岔开人们的怨气不满,来保护掌权者和社会的富裕阶层的利益 的唯心论和宗教。
We can see many religions and idealisms being used to protect influential or socially wealthy positions, and people's complaints and dissatisfaction being redirected in the name of religion.

タグ:直海玄哲
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。