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心理療法としての仏教:禅・瞑想・仏教への心理学的アプローチ [本(仏教]

『心理療法としての仏教』
安藤治(精神科医)
法蔵館(2003)


仏教の無我説は
我アートマンが存在しないと言っているわけではない
生滅変化する現象的な主体は認めている

筏のたとえ。川を渡れば筏は捨てる。
比丘らよ、筏の如く、教法を了知したお前たちは、
教法さえも捨てるべきである。どうして非法を捨てないでよかろうか
法を体得したら法を捨てる。

ヴィパッサナ瞑想。マインドフルネス・メディテーション。
意識ののぼるものをそのままに観察する

瞑想とフロイトの自由連想法の類似

フロイトは宗教的体験を原始段階への自我の退行と考えた

道教の瞑想法、黄金の華の秘密

誰でもない者になる前には、誰かになる必要がある。
ジャック・エングラー

人間は成長するにつれ、自己と他の存在との同一化を引き起こすが、
そのことによって自己が広がり、
またその深みが増し「他者のなかに自分を見る」ということが起こってくる。
アルネ・ネス

霊性spirituality

☆☆☆☆☆
瞑想により自己の感情やパターン思考を客体化できるのかもしれない。

・今日の一言(本文より、ジェームズ)
Consciousness is a stream, rather than a succession of formations.
意識は断片をつないだものではなく、流れているのである。
의식은 단편을 잇는 것이 아니고 흐르고 있다.
意识不是接合的东西,而是流动的东西。

タグ:安藤治
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