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親鸞からの手紙(ちくま学芸文庫) [本(仏教]

『親鸞からの手紙』
阿満利麿(日本宗教思想史)
ちくま学芸文庫(2010)


手紙を年月に順にしたもの

動詞の語尾の"あふ"。互いに……しあう。仲間で回覧する手紙

他力には義なきを義とする。法然上人が仰せになったこと
義とは自分で工夫したり判断したりすること

他力のなかの自力のための十九願と二十願

親鸞の矛盾発言
金剛心こそ他力のなかの他力。
他力のなかの他力というのは聞いたことがない。

最晩年になればなるほど親鸞は法然への敬慕を深めその教えに回帰してくる
先立てば浄土で待っていると門弟に告げる

念仏は、わが身一人のためのものではなく、いまだ念仏を知らない人のためにある
念仏を誹謗する人々が助かるために念仏する

・今日の一言(本文より)
義なきを義とし、様なきを様とす。浅きは深きなり。
把没有道理作为道理,没有样子作为样子。浅即深也。
That there is no reason is reason. Things with no shape are shape. Shallow is deep.
의리가 없는 것을 의리라고 하고 모양이 없는 것을 모양이라고 한다. 얕음은 깊음이다.

タグ:阿満利麿
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