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先月読んだ外国語の本 [語学学習記録]

『張衡詩文集校注(精装)』
張衡
上海古籍出版社(2009)


(張衡詩文集)
後漢時代で最も著名な科学者にして詩人の張衡の著作集。天文学や地震計で有名な人。詩はやはりとても難しい。実はこの人の発明した地震計のせいで後漢は地震が頻発したように見えるのだ。

(漢文史料。2013.02.27読了。)


『東観漢記校注(全2册)』
劉珍,等
中華書局(2008)


(東観漢記)
後漢の歴史の基本史料。『後漢書』より面白い生のデータが詰まっている。ただし集め直しの本なので、断片的なのが残念。光武帝もこの本を読まないと真実の姿は全くわからないのだ。

(漢文史料。2013.02.27読了。)


『風俗通義校注(上下)』
応劭
中華書局(2010)


(風俗通義)
後漢時代を中心にした当時の雑学の本。南陽の南陽酈県甘谷の菊水が風眩に効くというのは気になる。光武帝も風眩になり、南陽の郷里に帰郷しているからだ。劉邦が項羽に捕まりそうになったとき、鳩のおかげで助かったというのも面白い。

(漢文史料。2013.02.27読了。)


『아리스토텔레스 & 이븐 루시드』
김태호(科学史、科学哲学)
김영사(2007)


(アリストテレスとイブン・ルシード)
ギリシャ科学思想からイスラム科学思想までを解説する科学史の本。二人にはそれほど重点はない感じ。ギリシャ科学思想はわかりやすい。西洋のギリシャコンプレックスとか、ギリシャ文明は実はアフリカ系ではないかとか興味深い。

(韓国語多読66冊目。2013.02.25読了。)


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