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仏教のすすめ [本(仏教]

bukyonosusume.jpg 『仏教のすすめ』
大野正雄(浄土真宗僧侶、戦病で四肢麻痺)
百華苑(1970)


古本屋で安く買った薄い本だが、
神と仏の違いから、悪人正機、創価学会まで
まじめに難しい問題に答えている。

宇宙の本体界はそのまま仏さまである、アミダブツである

いろもかたちもなく、
有るとも言えず無いとも言えぬ、
絶対の実在が真如

名号は声になられた仏様

信の対象はアミダ仏の仏体ではなく、
名体不二の名号ナムアミダブツ。
私がナムアミダブツの広海に浸っているから
ナムアミダブツが口から漏れてくる

神はしょせんは人間が考え出した超越的存在。

数珠はがんらい念仏の回数を数えるもの。

僧は職業であってはならない
電車で席を譲るのもお布施
お経は死者に聞かせるものではない
仏像は見えぬ仏が見える形として自己を表現しているもの

徹底的に他人を蹴落として何も感じないなら念仏の必要を認めない
徹底して譲ることのできる人にはもう念仏は必要ない

仏教は霊魂の実在を認めない

仏の大悲が私の心に映ったことを信心、信仰という

念仏は煩悩の生活を恥ずかしいと教える

他力信心を恵まれた人は自立の精神に徹している
自力だから御利益を願う

創価学会は真善美を利善美に変更して
功利論を唱える日蓮正宗の外郭団体

・今日の一言(本文より)
神はしょせんは人間が考え出した超越的存在に過ぎません。
하느님은 필경 인간이 생각해 낸 초월적 존재에 지나지 않습니다.
所谓上帝毕竟只不过是人类想出来的超越性存在。
God is nothing more than a transcendental existence that human beings invented after all.

タグ:大野正雄
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