SSブログ

平塚らいてう:近代と神秘(新潮選書) [本(人物伝記]

『平塚らいてう:近代と神秘』
井手文子(女性史)
新潮選書(1987)


ドイツ語に堪能な父平塚定二郎、
明治憲法制定の裏方、
ドイツ語の翻訳書や語学書を残す、
家族旅行も楽しむ、
忠孝の心厚い明治的倫理の体現者、
編み物が得意、会計学の権威、
娘について時代が違うのだからと許容

母は娘二人を生んでから女学校に通う
ハムちゃん
お茶の水高校から日本女子大へ

夏目漱石の三四郎に出る美弥子にらいてうの姿
森田草平との心中未遂
禅僧との肉体のちぎり
明治の作家の恋愛観は西洋文学のイリュージョン

市川房枝と新婦人協会
市川房枝と喧嘩別れ

らいてうの婦人問題は内面的本能の欲求にしたがうもの
どちらかというとアナキストに近い
同性愛的感覚と恋に生きた人

世界連邦運動への参加

大正デモクラシーの指導者
自由主義思想家

・今日の一言(本文より)
女は断頭台に上る権利をもつゆえに、政治の壇上に上る権利を持つ。
여자는 단두대에 오를 권리를 가지는 가지므로, 정치의 단상에 오를 권리를 가진다.
因为女人有上断头台的权利,所以就有上政坛的权利。
Woman has the right to mount the scaffold; she must equally have the right to mount the rostrum.

タグ:井手文子
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。