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武家と天皇:王権をめぐる相剋(岩波新書) [本(日本史]

buketotenno.jpg 『武家と天皇:王権をめぐる相剋』
今谷明(日本中世史)
岩波新書(1993)


戦国末期から江戸初期の朝廷と幕府の関係の検討

足利尊氏ほど尊王家はいなかった

藤原氏でない初の関白が秀吉
家康に負けて天皇の権威が必要になった
関東を制圧すれば将軍になれる

聚楽第、秀吉の京都の居城

関ヶ原の合戦は豊臣大名同士の争いであり、
徳川軍が西軍を圧倒したわけではない

東照宮の工事費は徳川家が出したが諸大名が出したと宣伝した

・今日の一言(本文より)
ヨーロッパは家康を皇帝と呼び天皇を法王と称した。
유럽은 이에야스(家康)를 황제로 부르고 천황을 법왕으로 칭했다.
在欧洲,把家康称呼为皇帝,把天皇称呼为法王。
In Europe they called Ieyasu the Emperor, and the Tenno the Pope.

タグ:今谷明
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