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文化の神学(新教新書) [本(哲学思想]

『文化の神学』
ティリッヒ(組織神学)
新教新書(1969)


原題:Theology of Culture

宗教は人間精神の一面である

宇宙に存在する多くのものとの比較における
一つのものとしての神は当然そのようなものは存在しない

宗教は道徳でも倫理でも美学でも感情でもない
宗教は人間精神全体における深層の形態
偶像崇拝は多神論的
神は、正義が一つであるがゆえに、唯一なのである。

イエスの処女降誕物語はパウロもヨハネも知らなかった伝説

実存主義は生の哲学とフッサールの考えの結合から生まれた

シェリングは伝統的宗教的象徴、
キルケゴールは逆説反語仮名、
ニーチェは託宣、
ベルグソンはイメージと流動的概念、
ハイデッガーは心理学と存在論の用語、
ヤスパースは暗号
哲学者が特別な用語を使う理由。
個人的実存は客観的経験によって表現することができないから。

実存哲学は宗教的伝統が崩壊により失われた
人生の意味を新しく見出そうとする努力

シェリング:
人格だけが人格をいやすことができる。
人格神の象徴が宗教に必要な理由

・今日の一言(本文より)
Esse qua esse bonum est.
Being as being is good.
存在としての存在は善である。
作为存在的存在是善。

タグ:ティリッヒ
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