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円高の正体(光文社新書) [本(日本の問題]

『円高の正体』
安達誠司(エコノミスト)
光文社新書(2012)


円高なのに名目GDPも減少する日本の悪夢。

キャピタル・フライトは起こらない。
ビッグマック指数はあくまでも参考値。

ソロスチャート:
円とドルの供給量の総量を割っただけのもの。
2002年から2007年までは連動せず。
しかし法定準備金を超える資金を
ソロスチャートからひいた修正ソロスチャートは
円ドルレートに見事に一致する。

為替レートは二国における
将来の物価についての予想の格差の変動によって動かされている

神の見えざる手とは予想インフレ率のこと。

☆☆☆☆☆
全く正しいのだけど、この意見が主流になりそうもなく、
日本はこのままズルズルと発展途上国へと逆戻りするのか……

・今日の一言(本文より)
金融の世界はカモを引き入れて資産を奪うことで儲ける。
금융의 세계는 봉을 끌어 들여서 자산을 빼앗는 것으로 돈을 번다.
金融世界是把冤大头拉近来剥夺其资产谋利。
The financial world gains money by drawing in foolish people and taking away their assets.

タグ:安達誠司
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