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人口激減-移民は日本に必要である(新潮新書) [本(日本の問題]

『人口激減-移民は日本に必要である』
毛受敏浩(国際交流)
新潮新書(2011)


移民の受け入れを説いた本。
ただし説得力は全然無い。

今の日本の人口の1.71%が外国人。
確かに国際的に見て少ないが、
意図的に増やすというものではないと思う。

日本語を学ぶ意欲のある外国人を受け入れること。
これは確かに最低条件と思うが、
意欲ではなく日本語ができる外国人だけを受け入れるべきと思う。

移民受け入れの理由は主に労働力の減少のためだが、
そもそも今も失業率が高いことは労働力が余っていることを意味しており、
将来、高齢化が進んでも本当に労働力が不足するかは疑問である。

というも、少子高齢化とは高齢者が増えるものの、
子どもが減るため、非労働人口の比率が高くなるわけではないからだ。
また子どもが減ることは女性の就業可能性を高めることでもある。
高齢者の増加による負担は、
子どもの減少と女性の社会進出で差し引き0になってしまうのだ。
広井良典の著書などを読んでじっくり分析すると面白いだろう。

・今日の一言(本文より)
ウィンブルドン現象とはウィンブルドンで試合をする選手のほとんどは外国人選手であること。
The Wimbledon phenomenon is that almost all the competitors in the games/competitions are foreigners.
윔블던 현상이란 윔블던에서 시합을 하는 선수의 대부분은 외국인선수인 것.
温伯尔登网球赛现象是在温伯尔登比赛的选手几乎都是外国人。

タグ:毛受敏浩
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