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[読解] 多読時に英語の関係詞をどう扱うか? [語学学習記録]

『死と栄光の出会う場所:ロバート・グールド・ショー大佐と第54マサチューセッツ歩兵連隊』
が今読んでいる本。

●英文をそのまま理解する
英語音読時に、関係詞のため意味が混乱したときは、その関係詞を以下のように訳して、前後をバラバラの文とみなして理解する。日本語訳として考えると不自然だが、実際の英語ネイティヴの思考展開そのままの、真の直訳ということができる。

・関係副詞
when(そのとき)、where(そこで)、why(なぜ/どうして)、how(どのようにして)

・関係代名詞
who(その人は)、which(それは)、that(それは)、whose(それの)、whom(その人を)

・前置詞+関係代名詞
about which(それについては)、with whom(その人とともに)、from which(それからは)、in which(その中では)、for whom(その人のために)、of which(それの)、with which(それで)、by which(それで)、at which(そのときに/そこに)

・複合関係副詞
wherever(どこでも)、whenever(いつでも)、however(どれほど)

今読んでいる本から例を探すと、

A boy who could not adapt to the discipline in civilian circles became a good soldier who followed orders and expected the same from others.
民間の社会で規律に順応できなかった少年は、他人と同じであることを期待される、命令に従う良い兵士になった。

正しい日本語訳は上記と思うが、実際に読むときは、こんなに正しく日本語訳で理解をしてはいけない。

A boy
 少年
who could not adapt to the discipline in civilian circles
 彼は民間の社会で規律に順応できなかった
became a good soldier
 良い兵士になった
who followed orders
 その人は命令に従う
and expected the same from others.
 そして他人と同じであることを期待される

と、関係詞の部分でバラバラにして認識した方が頭に入りやすい。というよりも、実際にネイティヴの脳ではこの構造で思考が展開されているから、これが真の意味の直訳なのである。

・今日の一言
This is a literal translation from English.
这是从英语直译过来的。
これは英語を直訳したものである。
이것은 영어를 직역한 것이다.

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