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経済学の名著30(ちくま新書) [本(経済学思考法]

『経済学の名著30/松原隆一郎/ちくま新書/2009』
著者:社会経済学、相関社会学
評価:経済学の古典の紹介


カール・ポランニーの指摘が興味深い。
労働、土地、貨幣が本来商品でないことは明かである。
この3つは商品と異なり、意図的に生産するものではない。

これらが商品と同じように売買されればどうなるか?
貨幣は投機となり経済が不安定化し、
土地もバブルを生むし、
労働は強い雇用者により買いたたかれ、
今の日本の派遣のような問題を生む。
商品の売買とは異なったルールが必要なのである。

・今日の一言
Labor, land, and money are obviously not commodities.(Karl Polanyi)
노동, 토지, 화폐가 원래 상품이 아닌 것은 분명하다. (칼 폴라니)
劳动、土地和货币都本来不是商品,这是很清楚的。(卡尔·波兰尼)
労働、土地、貨幣が本来商品でないことは明かである。(カール・ポランニー)

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