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いじめの記号論(岩波現代文庫) [本(哲学思想]

『いじめの記号論/山口昌男/岩波現代文庫/2007』
著者:文化人類学
評価:前半は現代新書と同じ。雑多なエッセイ集。


聖/ひじりとは、日を知る、季節を知って暦を作る人のこと。

記号学とは手本や教科書の変遷により世界を理解するとする。
人間の行為は記号=サインに分解できると考え
その組み合わせで背後にある意図を読む。

構造論とは、
物事を対比的にとらえて人間のことを明らかにする方法論。

二つとも簡潔でわかりやすい説明だ。

エントロピーは悪に近い。
文化は秩序、自然は混沌。
そして混沌こそが悪であり、秩序が善なのだ。
西欧的な考え方だ。

最期の"桜姫東文章"が面白い。
面白い小説とか、映画にならないかな。

・今日の一言
エントロピーは悪に近い。
Entropy is close to vice.
엔트로피는 악에 가깝다.
熵近于恶。

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