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影響力の武器-なぜ、人は動かされるのか [本(社会心理学]

『影響力の武器/ロバート・B・チャルディーニ/誠信書房/1991』
著者:社会心理学、対人影響過程、援助の意志決定、社会的規範
評価:人が人が動かす基本法則を知る良書


影響力の原理とは?
・返報性
・一貫性
・社会的証明
・好意
・権威
・希少性

さまざまな心理学法則の例が挙げられており面白い。

スーツを買ったお客は、小物類を買う前に見た客より、
買った後に見た客の方が小物購入率が高い。
先に高い物を買うと、後の物が安く感じられるのだ。

何かを得るために大変な困難や苦痛を経験した人は、
同じものを最小の努力で得た人に比べて、
自分が得たものを対して価値を置くようになる。
これが日本で文法訳読方式の英語学習法が廃らない理由でもある。

心理学は役に立つもの。
交通事故に遭った著者は直ちに心理学法則に基づいて行動し、
一人一人に役割を指示し、混乱を収拾して見せる。
かっこいいエピソードである。

希少性の原理とは?
機会を失いかけると価値があると感じる。
手に入りにくくなることを、自由の喪失と感じるため。

・今日の一言
最初に高い買い物をすると後の物を安く感じて無駄遣いしてしまう。
If you buy an expensive goods first, you waste money because you feel everything is cheap.
처음에 비싼은 물건을 사면 나중의 물건은 싸게 느껴져서 낭비해버린다.
首先买很贵的东西,然后感到其他的东西都很便宜,所以人们常常乱花钱。

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