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カーニヴァル化する社会(講談社現代新書) [本(日本の問題]

『カーニヴァル化する社会/鈴木謙介/講談社現代新書/2005』

社会を動かす祭の原理。
インターネットは単にお祭り騒ぎで
右傾化や戦後民主主義批判の傾向は的はずれっていうけど、
右翼と左翼、ネットでは圧倒的に発言量が違うんですが。
世論調査とネットの投票結果も全く違うし。
"いかにあるべきか"の前に"いかしてあるのか"を徹底して問うのが
社会学の学問のあり方って、ビックリ仰天発言。
そんなことできるわけないでしょう。
科学哲学でいう観察の理論負荷性とか知らないのかな。
仮説や理論がありそれを元に調査・整理・分析してこそ
内容のあるものになる。
あらゆる言葉は、生み出される行為のために分類体系。
だから、分析には生み出す行為を意識する必要があるし、
分析が成功すれば、"いかにあるべきか"も当然見えてくる。
それが見えないのは、そもそも分析が無内容な証拠。
道理で社会学には、
難解な社会学語への翻訳しただけの本が多いわけだ。

タグ:鈴木謙介
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