2014年に読んだ本・お勧めのおよそベスト10 [ベスト10]
2014.12.19
『音のない世界と音のある世界をつなぐ』
松森果林(ユニバーサルデザインコンサルタント)
岩波ジュニア新書(2014)
中学から高校にかけて失聴した著者が、聞こえる状態と聞こえない状態の二つを知る者として、ユニバーサルデザインの構築する仕事をする。聴覚を失うまでの短い自伝と仕事の様子を解説。ディズニーランドや羽田空港国際線旅客ターミナルでのユニバーサルデザインの話が面白い。
障害があるというのはどういうことか、それをどうすべきかよくわかる良書。
☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度5/5
2014.11.04
『数学の想像力:正しさの深層に何があるのか』
加藤文元(数学)
筑摩選書(2013)
数とは何か、数学史を織り交ぜつつ、本質に迫る良書。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.09.06
『平安女子の楽しい!生活』
川村裕子(王朝文学)
岩波ジュニア新書(2014)
現代の若者言葉や用語をふんだんに使って、当時の家屋、服装、恋愛などを面白く解説している。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
2014.07.13
『京の和菓子:暮らしを彩る四季の技』
辻ミチ子(宇治市歴史資料館館長)
中公新書(2005)
お菓子の説明が楽しい一冊。江戸時代のカステラが謎過ぎる。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5
2014.07.03
『アインシュタインのパラドックス』
アンドリュー・ウィテイカー
岩波書店(2014)
量子エンタングルメントをめぐる物理学史+量子コンピュータの話。コペンハーゲン解釈は科学史上最大の詭弁!
☆☆☆☆☆
難易度4/5 推薦度4/5
2014.06.27
『大岡越前守忠相』
大石慎三郎(日本近世史)
岩波新書(1974)
大岡忠相こそ全日本史をとおしてもっともすぐれた政策官僚!お話で人気が出たのではなく、実績があるから面白い話が出来た人なのだ。とても面白い。お勧めの一冊。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.06.02
『王朝文学の楽しみ』
尾崎左永子(歌人、エッセイスト)
岩波新書(2011)
文章が実に美しい。本当に日本語うまい。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.05.25
『諸宗破折ガイド』
宗旨建立750年慶祝記念出版委員会
大日蓮出版(2007)
無茶苦茶面白い。日蓮正宗がすべての宗教を解説し、切りまくる。解説がわかりやすくよくできている。新興宗教の部分だけ取り出して販売したらかなり売れそう。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
2014.04.19
『素粒子論はなぜわかりにくいのか』
吉田伸夫(素粒子論、量子色学)
技術評論社(2013)
最近やっとコペンハーゲン解釈の空疎さが指摘されるようになったが、この本も場の観点から解説している。粒子かつ波じゃなく、はっきりと波が基本で波が粒子の姿を見せるのが真相なのだ。物質の根源が理解できる一冊。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.04.10
『大江大海一九四九』
龍應台(作家)
天下雜誌(2009)
(台湾海峡一九四九)
台湾の外省人を中心に、台湾原住民、ドイツ人やオーストラリア人などにインタビューして、1930~50年に何か起きていたのか、戦争とは何かを問う大作。戦争の残酷さと恐ろしさを徹底して直視する姿勢が凄い。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.04.04
『無量寿経講話』
真野正順(宗教学者、浄土宗)
大法輪閣(1963)
非常に良い本。『無量寿経』の解説として最高の一冊だと思う。研究者にありがちな字句の分析や社会背景を読み取ることなどよりも、僧侶として経典の持つ本当の意味を取り出そうとしている。僧侶にありがちな科学や社会に対する偏見もないのが素晴らしい。病床での口述筆記らしい。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
『音のない世界と音のある世界をつなぐ』
松森果林(ユニバーサルデザインコンサルタント)
岩波ジュニア新書(2014)
中学から高校にかけて失聴した著者が、聞こえる状態と聞こえない状態の二つを知る者として、ユニバーサルデザインの構築する仕事をする。聴覚を失うまでの短い自伝と仕事の様子を解説。ディズニーランドや羽田空港国際線旅客ターミナルでのユニバーサルデザインの話が面白い。
障害があるというのはどういうことか、それをどうすべきかよくわかる良書。
☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度5/5
2014.11.04
『数学の想像力:正しさの深層に何があるのか』
加藤文元(数学)
筑摩選書(2013)
数とは何か、数学史を織り交ぜつつ、本質に迫る良書。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.09.06
『平安女子の楽しい!生活』
川村裕子(王朝文学)
岩波ジュニア新書(2014)
現代の若者言葉や用語をふんだんに使って、当時の家屋、服装、恋愛などを面白く解説している。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
2014.07.13
『京の和菓子:暮らしを彩る四季の技』
辻ミチ子(宇治市歴史資料館館長)
中公新書(2005)
お菓子の説明が楽しい一冊。江戸時代のカステラが謎過ぎる。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5
2014.07.03
『アインシュタインのパラドックス』
アンドリュー・ウィテイカー
岩波書店(2014)
量子エンタングルメントをめぐる物理学史+量子コンピュータの話。コペンハーゲン解釈は科学史上最大の詭弁!
☆☆☆☆☆
難易度4/5 推薦度4/5
2014.06.27
『大岡越前守忠相』
大石慎三郎(日本近世史)
岩波新書(1974)
大岡忠相こそ全日本史をとおしてもっともすぐれた政策官僚!お話で人気が出たのではなく、実績があるから面白い話が出来た人なのだ。とても面白い。お勧めの一冊。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.06.02
『王朝文学の楽しみ』
尾崎左永子(歌人、エッセイスト)
岩波新書(2011)
文章が実に美しい。本当に日本語うまい。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.05.25
『諸宗破折ガイド』
宗旨建立750年慶祝記念出版委員会
大日蓮出版(2007)
無茶苦茶面白い。日蓮正宗がすべての宗教を解説し、切りまくる。解説がわかりやすくよくできている。新興宗教の部分だけ取り出して販売したらかなり売れそう。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
2014.04.19
『素粒子論はなぜわかりにくいのか』
吉田伸夫(素粒子論、量子色学)
技術評論社(2013)
最近やっとコペンハーゲン解釈の空疎さが指摘されるようになったが、この本も場の観点から解説している。粒子かつ波じゃなく、はっきりと波が基本で波が粒子の姿を見せるのが真相なのだ。物質の根源が理解できる一冊。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.04.10
『大江大海一九四九』
龍應台(作家)
天下雜誌(2009)
(台湾海峡一九四九)
台湾の外省人を中心に、台湾原住民、ドイツ人やオーストラリア人などにインタビューして、1930~50年に何か起きていたのか、戦争とは何かを問う大作。戦争の残酷さと恐ろしさを徹底して直視する姿勢が凄い。
☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度5/5
2014.04.04
『無量寿経講話』
真野正順(宗教学者、浄土宗)
大法輪閣(1963)
非常に良い本。『無量寿経』の解説として最高の一冊だと思う。研究者にありがちな字句の分析や社会背景を読み取ることなどよりも、僧侶として経典の持つ本当の意味を取り出そうとしている。僧侶にありがちな科学や社会に対する偏見もないのが素晴らしい。病床での口述筆記らしい。
☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度5/5
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