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信に生きる:親鸞(仏教を生きる9) [本(仏教]

『信に生きる:親鸞』
阿満利麿(日本宗教思想史)
中央公論新社(2000)


親鸞が法然の弟子になったのは
ひとえに後世を助かるため
無意味な労働の悲惨さ
法然は親鸞に、
ひたすら生死を出る道をただ一筋に説いて聞かせた。
親鸞はとことん納得して法然の門に入った
親鸞の宗教的問いは善悪にかかわること

法然まで念仏は死者の鎮魂慰霊を目的とした
念仏の行者が浄土に生まれて仏となり人々を仏へと導く。還相回向
才能もまた増長せる煩悩だ。徒然草
一闡提=イチャンティカ
釈迦はまずアジャセに父を殺したのは幻だと説いた
親鸞の二度の弾圧に対する態度の違い
親鸞と理解の同じ弟子性心

大逆事件に連座して無期懲役となった高木顕明
ハワイで布教した今村恵猛

宗教的見地からは国家と盗賊は同一。阿満

国家にノーと言えるのは家を背景としている。
個人は国家が簡単にコントロールできる。ひろ

幸せと宗教は無関係。
悟りを開くということは幸せとは関係がない。阿満

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

悟りと幸せって関係ないのか……
才能もまた煩悩ってなかなか面白い。

・今日の一言(本文より、夏目漱石)
世のなかには悪人という人間はいない。善人が突如悪人になるからおそろしい。
세상에 악인이라는 별종의 인간이 없다. 선인이 갑자기 악인으로 변하기 때문에 두려운 거야.
世上没有叫坏人的,好人突然变成坏人所以才可怕。
そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。 平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。
이 세상에 악인이라는 별종의 인간이 있다고 생각하나? 그런 틀에 박힌 악인은 있을리가 없어. 보통 때는 다 선인이야. 적어도 모두 보통 인간인 거지. 그랬던 것이 결정적인 순간에 갑자기 악인으로 변하기 때문에 두려운 거야.
There is no such thing as a stereotype bad man in this world. Under normal conditions, everybody is more or less good, or, at least, ordinary. But tempt them, and they may suddely change. That is what is so frightening about men.

タグ:阿満利麿
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