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生きる哲学(文春新書) [本(読書と文章]

『生きる哲学』
若松英輔(批評家)
文春新書(2014)


井筒俊彦が熱情をもって論じた
空海の真言密教における曼陀羅の哲学

人の心に映るすべての生命の存在を凝視する、
高い視点から生まれる想いが、詩心であり、
これを源にして、言葉になれば詩であり、
形になれば絵になり彫刻になるのだと思う。
舟越保武

悲しみのうちにあって、
悲しみを救う工夫が礼である、
すなわち一種の歌である。
小林秀雄

哭には泣くように葬歌をうたうの意味が含まれる

神谷美恵子の赴任したハンセン病療養施設は孤島にあった

在家仏教団体国柱会を主催する田中智学、
国柱会に奉仕した宮沢賢治
よだかの星は賢治が妹トシに贈った哀悼の作品

人生こそ問いを出し私たちに問いを提起しているからです。
私たちは問われている存在なのです。
フランクル

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度3/5

高度な読書感想文。

・今日の一言(本文より)
見えない人は、点字で言葉を読む。だが、ハンセン病はときに、指をも奪う。そうした人は、点字を唇と舌に当てて読んだ。
볼 수 없는 사람들은 점자로 글을 읽는다. 그러나 한센병은 때로 손가락조차 빼앗았다. 그러한 사람들은 입술과 혀를 점자에 대서 읽었다.
盲人通过盲文阅读文章。但汉森氏病有时让人失去手指。病人就用嘴唇和舌头摸读点字。
Blind people read words by braille. However, if they have leprosy it deprives them of using their fingers. These people touch the braille with their lips and tongues.

タグ:若松英輔
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