遺伝子と文化選択: 「サル」から「人間」への進化

『遺伝子と文化選択』
帯刀益夫（細胞生物学、分子生物学）
新曜社（2014）

ヒトとチンパンジーの分離は600万年前
100万年前のチンパンジーは100-200万匹、
現在15万匹

労働は自然とともにあらゆる富の源泉である。
エンゲルス

背の高さを規定する遺伝子数は180

ヒトとチンパンジー。
ゲノム相同性では違いは1.23％、コピー数の違いでは6.4％

アフリカ人にはネアンデルタール人の遺伝子なし。
ヨーロッパ人とアジア人の遺伝子の1-4％はネアンデルタール人が由来

デニソワ人は100万年前に分岐、遺伝物質の4-6％はメラネシア人に
ネアンデルタール人とは37万年前に分岐、3万年前まで共存

二足歩行への移行はナックル歩行を介してではない
アウストラロピテクスは安定した二足歩行はできなかった

マラソンランナーは後足から着地する
裸足のランナーは前足から着地する

ネアンデルタール人は武器を投げることができなかった
咀嚼筋の遺伝子の不活化が頭蓋骨を大きくした
火の使用は150万年前からか
340年以上前のアウストラロピテクスの石器使用の可能性

Labour is the source of all wealth.
労働は自然とともにあらゆる富の源泉である。エンゲルス

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

進行⇒信仰の誤字。
マラソンランナーは後足から着地するというがびっくりなんだけど。

・今日の一言（本文より、タイラー）
Culture or civilization is that complex whole which includes knowledge, belief, art, law, morals, custom, and any other customs and habits acquired by man as a member of society.
文化または文明とは、知識、信仰、芸術、道徳、法律、慣習、その他、社会の成員としての人間によって獲得されたあらゆる能力や慣習の複合体である。
문화 혹은 문명이란 지식, 믿음, 예술, 도덕, 법, 관행 그리고 사회의 성원으로서 획득한 그 외의 다른 능력과 관습을 포괄하는 복합적 총체이다.
文化或者文明，它是一个错综复杂的总体，包括知识、信仰、艺术、道德、法律、习俗和人作为社会成员所获得的任何其他能力和习惯。

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