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憲法読本(上)(岩波新書) [本(日本の問題]

『憲法読本(上)』
憲法問題研究会
岩波新書(1965)


憲法改正は
天皇みずからの発意であるとの勅語が出された

日本国憲法は
大日本帝国憲法の定める手続きによる改正
という形式をとって制定された。
旧憲法第73条

占領中には二つの法体系の根拠があった。
憲法と司令部

憲法第九条と憲法前文は不可分離のもの
美濃部達吉。日本の民主化は明治憲法で十分達成できる
GHQは松本案を拒否、五日後にGHQ案を突きつける
吉田首相は自衛の戦争も否定していた
衆議院の修正案で「前項の目的を達するため」が芦田均により追加された。

松本案がもっと国民の意向を取り入れていれば
GHQに草案を突きつけられずにすんだ

国民大衆の立場からは明治憲法こそ押しつけ憲法である

日本国憲法がマッカーサー憲法なら、
帝国憲法はロェスラー憲法である

日本国憲法は人類普遍の原理を取り入れ日本の歴史伝統を軽んじる

憲法は、人権を保障し、国家権力を制限するためにある
日本には元首はいない

アメリカの独立宣言。人民は政府を変える革命権を持つ

明治憲法では国民が教育を受ける権利をもっていたのではなく、
国民は教育される義務を負うていた。

すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
米国の憲法は1788年制定後は修正条項を付け加えただけ

マッカーサー草案には土地と天然資源の所有権は国家に帰属するとあった

敗戦前は捜査中に弁護人の活動はできず検察官が公訴してから弁護人を依頼できた。
弁護人の面会も看守との立ち会いの元でしかできず

江戸時代など昔の法律では自白がなければ有罪にできなかった

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

世界全体の比較からみても日本国憲法はよくできてると思うんだけどね。

・今日の一言(本文より、パトリック・ヘンリー)
Give me liberty or give me death!
われに自由を与えよ、しからずんば死を。
자유가 아니면 죽음을 달라!
不自由,毋宁死。

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