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英会話不要論(文春新書) [本(英語学習]

『英会話不要論』
行方昭夫(英語精読、翻訳、英文学)
文春新書(2014)


平泉渡部論争
正真正銘のバイリンガルなどなかなか存在しない
帰国子女の英語学習の失敗率の高さ
外国語を学ぶ場合、
母語をきちんと使える年齢になってからの方が、
結局きちんとモノに出来る。

Mary struck John on the head. He had given a violent kick to her dog.
メアリがジョンの頭を殴った。彼女の犬を乱暴に蹴飛ばした彼に仕返ししたのだ。

2011年のOECDの国際成人力調査で読解力と数的思考力で日本が世界一だった

Will you ...? はぶしつけな依頼文

Incessant is the change of water where the stream glides on calmly: the appears over a cataract, yet vanishes without a moment's delay. Such is the fate of men in the world and of the houses in which they live.(夏目漱石の訳)
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と、またかくのごとし。

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

バイリンガルってたいていどっちかがメインになっていて、
片方はネイティブレベルはないのが普通だ。

・今日の一言(本文より)
Just as the destruction by fire of his papers was complete, Newton opened the chamber door, and perceived that the labours of twenty years were reduced to a heap of ashes. There stood little Diamond, the author of all the mischief. Almost any other man would have sentenced the dog to immediate death.
ちょうど書類が全部火で燃えきってしまった時、ニュートンが部屋のドアを開けて、20年間の苦心の成果が灰燼に帰したのを知った。そこにはいたずらの張本人であるダイアモンドがいた。ニュートン以外の人だったら、誰だって、即座に犬に死刑を宣告したところだっただろう。
바로 서류가 불에 전부 타버렸을 때 뉴턴이 방 문을 열고 20년 동안의 고생의 성과가 잿더미로 돌아간 것을 알았다. 거기에는 장난의 장본인인 다이아몬드가 있었다. 뉴턴 이외의 사람이었다면 누구든지 즉시 그 개에게 사형을 선고하였을 것이다.
全部文件刚烧掉的时候,牛顿打开了房间的门,发现20年苦心的成果化为灰烬。在那儿他看到恶作剧的犯人"金刚石"。除了牛顿之外的人,谁都肯定把这条狗宣告死刑了。

タグ:行方昭夫
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