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中国人物伝 第Ⅳ巻:変革と激動の時代 明・清・近現代 [本(東洋史]

『中国人物伝 第Ⅳ巻:明・清・近現代』
井波律子(中国文学)
岩波書店(2014)


右手の指が六本あった祝允明、
科挙に七回落第

與其為數頃無源之塘水,不若為數呎有源之井水,生意不窮。
水源のない広々としたため池の水であるよりは、
水源からこんこんと水の湧き出る小さな井戸水であったほうがいい。
王陽明

『牡丹亭』の湯顕祖
地理学の徐霞客

川人尚未盡耶?自我得之,自我滅之,不留毫未貽他人也。
四川の人間はまで絶滅しておらんのか。
わしがこれを手に入れたのだから、わかれこれを滅ぼす。
一人たりとも他人には渡さんぞ。
張献忠

西太后は姓はエホナラ、身長175cm、纏足はしていない

不有行者,無以圖將來;不有死者,無以酬聖主。
行く者がいなければ将来をはかることはできない。
死ぬ者がいなければ陛下に報いることができない。
譚嗣同

毛沢東、北京大学図書館の司書だったことも、
否定と逆用の原理、不と没有

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度2/5

明から現代までの文人中心の小伝集。

鄭和は身長七尺、約218cm
大きすぎるような……

毛沢東って司書だったのか。司書恐るべし!

・今日の一言(本文より、ペテーフィと魯迅)
绝望之为虚妄,正与希望相同。
絶望の虚妄なることは、まさに希望と相い同じい。
절망이 허망한 것은 바로 희망이 그러함과 같다.
The fact that despair is a falsehood is the same as hope itself.

タグ:井波律子
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