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イスラム戦争:中東崩壊と欧米の敗北(集英社新書) [本(世界事情]

『イスラム戦争:中東崩壊と欧米の敗北』
内藤正典(多文化共生論、現代イスラム地域研究)
集英社新書(2015)


ISISはイスラム国の前身、
14年6月にイスラム国の建国を宣言

トルコ政府はオバマの要請を拒否
アルカイダの現トップはアイマン・ザワヒリ

イスラム圏で日本人が注意すべきこと。
飲んでも良い場所でも、お酒は静かに飲む。
性的な話題は避ける。
イスラムに関する最低限のリテラシーを身につける。

ムスリムは子どもの殺害と女性の殺害に激怒する
自称カリフのバグダーディ

この世の終末が来たときイスラエルを作るべきだった。あるユダヤ人
アルカイダは基地という意味の一般名詞
ドイツのマルワ・シェルビニ事件
シリアのアサド政権の残虐性

世俗主義、信仰は個人のプライベートな領域にとどめるべき

イスラム国にとって主権は神の手にある
主権在民はイスラムの理解と対立する、主権は神にあるから

タリバンはテロリストではない
同志社でのタリバン代表の演説

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5
トルコ外交に学べというスタンスの本。
アメリカが悪いという点で徹底している。

"9.11の容疑をかけられたビン・ラディン"
と表現している。著者は冤罪と見ているっぽい。

アメリカが悪いというけど、
もしアメリカが何もしなければどうなったのか、
実はもっと酷いことになったんじゃないかとも思うんだけどな。

・今日の一言(本文より)
السلام عليكم
アッサラーム・アライクム
あなたの上に平安がありますように。
Peace be upon you.
당신에게 평화가 있기를.
愿和平与你同在。

タグ:内藤正典
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