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中国宗教思想 2 岩波講座 東洋思想〈14〉 [本(東洋思想]

『中国宗教思想2』
池田秀三
岩波書店(1990)


中国の対の思想
矛盾の総合統一を
普通のことと理解した中国人
生活が弁証法に

理気二元論とは、この宇宙の間に存在する森羅万象、
一切万物のあり方を、宇宙の法則・原理たる理と
物質物体を形成する元素たる気との二元によって
把握しようとする学説である。

中国思想の救い難い政治への従属性

易における、変易を主題としながら
制度と人倫を不易とする理論的破綻
仏教は現実世界の状況を解き明かす理論として受容された。
東晋以降の三世因果応報説

荘子の気一元論
空を越える妙有を説く思想
後漢に主流なのは気一元論
気の作用としての神
伏羲と女カは菩薩の化身
道教仏教ともに孔子は吾が師の弟子とみなした

劉秀が白水真人とよばれ、
曹操がしばしば真人と称せられた

禅では罪悪は本質的に空、道教も善悪の否定
易、老子、荘子の三玄

☆☆☆☆☆
難易度3/5 推薦度3/5

後漢に主流なのは気一元論。
ほとんど唯物論みたいな思想だ。

・今日の一言(本文より、易)
形而上者謂之道 形而下者謂之器。
形より上なる者、これを道と謂い、形より下なる者、これを器と謂う。
사물의 현상이 있기 전의 것을 도라 하고 현상이 갖 추어져 이룬 것을 도를 담아 놓은 그릇이라 한다.
That is beyond the form is named as dao, and that is under the form is named as qi.
What exists before physical form is called the Way. What exists after physical form is called a concrete thing.

タグ:池田秀三
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