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靖国参拝の何が問題か(平凡社新書) [本(日本の問題]

『靖国参拝の何が問題か』
内田雅敏(弁護士)
平凡社新書(2014)


遊就館の歴史観は間違っている
靖国神社は国家神道にもとづく軍事施設
靖国神社はかつて長州神社といわれた
悲しみを喜びに変える感情錬金術
戦争犯罪人ではなく昭和受難者と呼ぶ
靖国神社にはA級戦犯こそふさわしい
靖国神社は韓国憲法の基本理念や文明国家の普遍的価値に反する存在
春と秋との例大祭には勅使が派遣される特別な神社
分祀ができない神社は靖国だけ

近隣諸国との関係を悪化させる行動をとったことに、
米国政府は失望している。
安倍首相の靖国参拝は中国指導部への贈り物

戦争で得たものは憲法だけだ。城山三郎

アメリカ軍による沖縄の軍事占領を望んだ天皇

すべての戦没者を追悼する無宗教の国立追悼施設を設けるべき

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5

はっきり言えば、靖国神社は日本伝統の神道とはほとんど関係ない。
明治維新に始まったと言って問題なく、天理教よりも新しい。
すなわち、靖国神社は神道系新興宗教カルトだと思う。

・今日の一言(本文より、大西瀧治郎)
国民の四分の一が特攻作戦で死に、血染めになったこの国の様子を見て、アメリカがもうやめようと言い出すだろう。その時が講話の時だ。
국민의 4분의 1이 특공작전으로 죽어 피로 물든 이 나라의 상황을 보면, 미국이 이제 그만두려고 말하기 시작할 것이다. 그 때가 강화를 제의하는 시기다.
国民的四分之一因特工作战而死掉,如果美国人看到沾满鲜血的这个国家的样子,肯定说到此为止吧。那时候是讲和的时期。
The United States will ask to stop the fighting when they see the state of this country stained in blood from the one forth of the population that died in suicide attacks. That is when we will have peace.

タグ:内田雅敏
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