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身近な鳥のふしぎ:庭にくる鳥から街中、水辺、野山の鳥まで、魅惑的なさえずりと生態を楽しもう(サイエンス・アイ新書) [本(生物学]

『身近な鳥のふしぎ』
細川博昭(作家、サイエンスライター)
サイエンス・アイ新書(2010)


鳥は一般にオスのほうが色彩が豊かで、
さえずりも美しい。
一方でメスの多くが地味な色をしているのは、
抱卵しているときに無駄に
外敵の注意を引かないためでもある。

シジュウカラ。ツツピー
ヒヨドリは甘党
キジバトはドバトに混じっていることも
日本三鳴鳥。コマドリ、ウグイス、オオルリ
シラサギという鳥はいない
マガモを家畜にしたのがアヒル
水面に餌を落として魚を捕るササゴイ
ペンギンに近縁のウミガラス
ほとんど飛べないヤンバルクイナ

托卵する鳥。夜間に体温が下がり過ぎて卵を暖められない

ホオジロの鳴き声を一筆啓上仕候と聞いた江戸の人々
小さな声楽家と呼ばれるミソサザイ
日本の国鳥はキジ

翼長2m以上のタンチョウ
雪の中、愛情を確かめあうからのように
つがいが声をあげて舞う「ツルの舞い」には、
見るものを惹きつける幻想的な魅力がある。

仏法僧と鳴くのはブッボウソウではなくコノハズク
かつては恐ろしい怪物ぬえの声として恐れられたトラツグミの鳴き声

☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度5/5

写真が豊富で、それぞれの鳥の特徴がよくわかりお勧めの一冊。

・今日の一言(本文より)
昭和の半ばごろは浅草周辺ほか、全国の神社の縁日などで、小銭を受け取って賽銭箱に入れ、お神籤をひいてくれるヤマガラを見ることができた。
쇼와(昭和)의 중반에는 아사쿠사(淺草) 주변 이외 전국의 신사(神社) 잿날 등에, 잔돈을 받아서 새전상자에 넣고, 신제비를 뽑아 주는 곤줄박이를 볼 수 있었다.
昭和中期,浅草周边和全国神社的庙会等地方,我们能看到山雀得到零钱后,把零钱放进香资箱里,然后抽神签。
Around the middle of the Showa era at events like shine festivals in Asakusa and similar areas throughout the country you could give a coin to a Yamagara, a type of titmouse, and watch it put the coin in the offering box and pull out a fortune slip for you.



キビタキ。鮮やかな黄色い羽毛は木立に映え、
さえずりはつい足をとめて聞き入ってしまうほど。
いやーこれ全くそう思う。
私も五月にキビタキに初めて遭遇してびっくりした。

森の中で美しい鳥の鳴き声を聞いた。とても情熱的に歌っている。何とか逃げない距離から写真を撮った。鳴き声も録音。黄色と黒のコントラストが格好いい。調べるとキビタキと判明。

kibitaki.jpg

他の動画と比べても、このキビタキは肺活量が凄いように思う。ほとんど休みなく歌いまくってる。しかもこれは一部で実際には30分近くこんな調子で歌いまくってた。写真を見ると他の個体より結構太ってるので、これだけ歌えるのかも。キビタキ界の天童よしみと呼びたい……ってオスだったな。(笑)

You Tube を探すときれいなキビタキ動画がいっぱいある。

キビタキ2012.mov(涼しげな鈴のような美しさ)


ムビる03989 魅せてくれる美声キビタキ kibitaki (※美声にもほどがある!)


キビタキのさえずり 蓼科 (※最後が"つくつくほーし"に!)


キヒ゛タキの鳴き声 mov(※ウッドペッカーっぽい)


キビタキの囀り(Moving-Bird) (※バリエーションが豊か)

タグ:細川博昭
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