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子どもの貧困II:解決策を考える(岩波新書) [本(格差問題]

『子どもの貧困II:解決策を考える』
阿部彩(貧困問題、社会的排除、社会保障)
岩波新書(2014)


1985年ですら子どもの貧困率は10.9%あった
子どもの貧困率は2000年~2003までは低下
一人親世帯の子どもの貧困率は
58.7%と世界的に突出している

貧困の連鎖は年々強くなっている
景気回復しても最貧層の所得は上昇しない。
政府からの現金給付でしか上昇しない

母親が抑鬱である場合、
子どもの知能発達が有意に悪くなる

双子研究の結果、
国語と数学の遺伝子の影響は0%、化学44%や歴史41%

子どもの貧困対策は収益性が期待できる

市民にとって、生活保護受給者はもはや憎しみの対象になっている。
放課後の子どもの孤立現象

☆☆☆☆☆
難易度2/5 推薦度4/5

良書。しかし結局、政府からの現金給付しか方法ないみたいね。

・今日の一言(本文より)
母子家庭で母親が深夜まで働いており、寂しくて繁華街をふらつく子どものためには何ができるか。
모자 가정이고 엄마가 심야까지 일하고 있기 때문에 외로워서 번화가를 어슬렁거리는 어린이들을 위해서는 무엇을 할 수 있는가?
母子家庭的母亲要工作到深夜,没有母亲陪伴的孩子,因为寂寞只好闲逛闹市。我们为了这样的孩子们能做些什么呢?
What can we do for the children wandering about shopping areas because they are lonely, being raised by a single mother who works until late at night?

タグ:阿部彩
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