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勝負心(文春新書) [本(将棋]

『勝負心』
渡辺明(将棋棋士)
文春新書(2013)


羽生さん以外に天才の名に値する棋士はいない
強い棋士ほど負け将棋の内容が良い

読み筋が全く合わない佐藤康光、よく合うのは羽生善治

2011年対郷田順位戦では本の通りに展開して勝利
羽生さんとの竜王戦以来一分将棋になったことはない

研究が仕事、対局は集金。森下
七番勝負と五番勝負では振り駒の意味が全く違う。谷川

10秒で20~30手読める
五手一組でまとめて読むことも
ざっと千手ぐらい読める
自分の手番のときは、おおむね二つの手を考える。
本筋、裏切り、奇想天外の三種の手

終盤の敗着は研究しない。二度と出ないので無意味

電子機器を預けることを提案
将棋ソフトを研究相手として活用している

対局中に居眠りをしたことがある
大きな駒音で指すのは下品
おやつは自分の手番で食べる

☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度4/5

渡辺明の羽生善治への意識の強さがよくわかる。
おやつを気にするなどとても繊細な人ではないかとも思う。

・今日の一言(本文より)
万能ということは、言い換えれば個性がないとも言える。
만능이란 것은 바꿔 말해 개성이 없다고도 할 수 있다.
"万能"换个说法可以说是没有个性。
Being an "all-around player" in other words can also mean that they don't have originality.

タグ:渡辺明
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