SSブログ

〈老いがい〉の時代:日本映画に読む(岩波新書) [本(日本の問題]

『〈老いがい〉の時代:日本映画に読む』
天野正子(社会学、ネットワーク論)
岩波新書(2014)


人間、年をとることは自然なので、
それが老人問題だと騒がれるのは、
よくよく世の中がゆがんでいるからです。

阿弥陀堂だより
仏様は愚者を愛しておられます
32歳で老け役を演じた笠智衆
北林谷栄

亭主元気で留守がいい。もたいまさこのCMの台詞
今の若者は8月6日が何の日か知らない
アメリカに渡った戦争花嫁は5-10万人
ミリキタニの猫の絵
在日の元慰安婦宋神道

☆☆☆☆☆
難易度1/5 推薦度4/5

老いるとはどういうことか、
映画の老いへの認識の変遷から考える。

・今日の一言(本文より)
雪が降ると山と里の境界がなくなり、どこも白一色になります。山の奥にある御先祖様たちの住む世と、里のこの世の境がなくなって、どちらがどちらだか分からなくなるのが冬です。
눈이 내리면 산과 마을의 경계가 없어지고 어디나 다 하얗게 변합니다. 산 깊이 있는 선조님들이 사는 저 세상과 마을의 이 세상의 경계가 없어지고 어디가 어딘지 모르게 되는 것이 겨울입니다.
一下雪就没有了山和村的边界,到处都是白色。也没有了深山的祖先住在的那个世界和村子的这个世界的分界,哪儿是哪儿都模糊不清的是冬天。
When it snows the border between the mountain and village disappears, everywhere is white. Winter is when the border between the other world where our ancestors dwell deep in the mountain and this world where we dwell in the village disappears so we can no longer tell which is which.

タグ:天野正子
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。