先月読んだ外国語の本 [語学学習記録]
김영현(脚本家)
은행나무(2003)
(大長今3)
ドラマを小説化したもの。3巻は医女となったチャングムの話、敵の命を2回も助けたりする。ミン・ジョンホ、刺されて死にかけなのに、何であんなに速く回復するのか、愛の力恐るべし。ドラマの小説化だけど少し内容が違うようだ。
(韓国語多読90冊目。2014.04.29読了。)
김영현(脚本家)
은행나무(2003)
(大長今2)
ドラマを小説化したもの。2巻は若い頃の料理人チャングムの話、最後に医師になることを決意する。料理で対決やミステリー風になっていて面白い。悪役が本当に悪い奴になっている。死ぬ人も多く結構悲しい展開。
(韓国語多読89冊目。2014.04.26読了。)
다다 미치타로(仏文学)
소화(2002)
(身辺の日本文化:講談社学術文庫)
多田道太郎の『身辺の日本文化(講談社学術文庫)』の韓訳。日本とヨーロッパ文化を比較して、日本文化の特性を探る。特に裏付けなく思いつきを並べている感じだが、そこそこ面白い。講演そのままの文体で書かれており、気楽な調子でわかりやすいが、冗長な感あり。日本学叢書の一冊で低価格、翻訳の学習に適していると思う。
(韓国語多読88冊目。2014.04.25読了。)
이정명(作家)
밀리언하우스(2006)
(景福宮の秘密コード:ハングルに秘められた世宗大王の誓い)
ミステリー形式で解説される世宗大王の偉大さ。この脚色を史実と誤解している韓国人が多いんじゃないか。あんなに何度も「世宗が討伐して対馬は慶尚道の地に編入された」って書いたら、いかんでしょう。
(韓国語多読87冊目。2014.04.13読了。)
龍應台(作家)
天下雜誌(2009)
(台湾海峡一九四九)
台湾の外省人を中心に、台湾原住民、ドイツ人やオーストラリア人などにインタビューして、1930~50年に何か起きていたのか、戦争とは何かを問う大作。戦争の残酷さと恐ろしさを徹底して直視する姿勢が凄い。インタビューが中心のため事実関係には結構間違いがあるらしい。
(中国語多読60冊目。2014.04.10読了。)
오에 시노부(近代史)
소화(2001)
(靖国神社)
岩波新書の大江志乃夫『靖国神社』の韓国語翻訳版。日本語からの翻訳なので語彙がほとんどわかり非常に読みやすい。靖国神社の歴史と近年の裁判について解説している。人を死地へ送るための装置としての靖国神社の仕組みがよくわかる。
(韓国語多読86冊目。2014.04.10読了。)
최문희(作家)
다산책방(2011)
(蘭雪軒:チェ・ムニ長編小説)
漢詩で有名な女流詩人蘭雪軒の小説。詩の関する話よりも女性としての恋愛や子どもへ愛情を中心に描いている。語彙が難しくてまいった。
(韓国語多読85冊目。2014.04.01読了。)
コメント 0