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数式のない宇宙論:ガリレオからヒッグスへと続く物語(朝日新書) [本(物理/天文]

『数式のない宇宙論』
三田誠広(作家)
朝日新書(2013)


パスカル:
だが宇宙が人間を滅ぼす時、人間は宇宙より高貴である。なぜなら人間は自分が限られた命しかないことを知っている。人間の無力と、宇宙の偉大さを知っている。宇宙は人間について、何も知らない。
But when the universe crushes him, the human being becomes still more noble than that which kills him, because he knows that he is dying, and the advantage that the universe has over him. The universe, it does not have a clue.

パスカルの発明。計算機、天気予報、路線バス

鉄が最も安定した原子

ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず。方丈記

☆☆☆☆☆
哲学としての宇宙論というより、天文学史、物理学史の本。

・今日の一言(本文より、ナポレオンとラプラス)
You have written this huge book on the system of the world without once mentioning the author of the universe.
Sire, I had no need of that hypothesis.
あなたの本には、神について何も書かれていないが、それはなぜかね。
閣下、そのような仮説は、わたしには不必要です。
당신의 책에는 하느님에 대해 아무 것도 쓰여져 있지 않다, 어째서 인가?
각하, 그런 가설은 저에게는 필요 없습니다.
你的书里没有写上帝是为什么?
阁下,我不需要那种假设。

タグ:三田誠広
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