SSブログ

中国抗日映画・ドラマの世界(祥伝社新書) [本(中国事情]

『中国抗日映画・ドラマの世界』
劉文兵(表象文化論)
祥伝社新書(2013)


近年の抗日ドラマの行き過ぎた表現のなかにこそ、
政治的プロパガンダの作用では解釈できない、
庶民の本音の部分が見え隠れしてる

抗日ゲリラを馬賊として侮辱

小玩意の監督孫瑜
風雲児女の主題歌が国家に

イタリア人スパイ、ヴェスパー。
中国に協力し逃亡後、フィリピンで処刑される

日本人スタッフ小野沢亘による北京映画撮影所のモチーフ彫像

趙一蔓。抗日ゲリラの女傑

平然と日々の仕事をするかのように人を殺しているこの将校は、
プロの軍人だ。姜文

観客動員数18億の『地下道戦』
川島芳子は清朝の王族

☆☆☆☆☆
抗日映画とドラマの始まりから、
現在のエンターテイメントな抗日ドラマまで。
『抗日奇俠』は戦隊ヒーローものみたいで面白いんだけどな。

・今日の一言(本文より、英国首相ディズレーリ)
Neither friends nor rivals are everlasting, but only profits.
永遠の友人または永遠の敵はおらず、実在するのは永遠の利益の争いのみ。
영원한 친구 또는 영원한 적은 없고 실재하는 것은 영원한 이익의 투쟁뿐이다
没有永恒的朋友,也没有永恒的敌人,只有永恒的利益。

タグ:劉文兵
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。