SSブログ

DNA医学の最先端:自分の細胞で病気を治す(講談社現代新書) [本(医療問題]

『DNA医学の最先端:自分の細胞で病気を治す』
大野典也(DNA医学、がん研究)
講談社現代新書(2013)


自家細胞治療、がん治療、再生医療
外科手術、化学療法、放射線治療
DNAの情報にアプローチして免疫系の再教育を行う

チャンスは準備している者にだけ微笑む。パスツール

ジェンナーの牛痘実験。
事情を知らない近所の子どもにそのまま膿を皮膚の下に植え込んだ。
ワクチンとはラテン語で牛痘するの意味。

細胞の乗っ取りに成功したウイルスが動き出すタイミングは、
病気や精神的なストレスなどによって生体の免疫システムが疲弊しているとき

エイズはT細胞を乗っ取る

ある部位を触り続けるだけでも異常な細胞が作られやすくなる。
物理的なストレスによるがん

丸山ワクチンが第一世代

第五世代。
樹状細胞とがん細胞をフュージョンさせて
がん細胞の遺伝子を持つ細胞を作りワクチンとして体内に戻す。
さらに免疫細胞を活性化させるインターロイキン12を投与

第六世代。
キラーT細胞を体外で増殖させてワクチンとして投与。

樹状細胞、がん細胞、中性リンパ球が必要
20ccの採血でがん細胞を取り出しがんの種類を調べることができる
臍帯血バンク。成人まで保存すると費用は30万円

☆☆☆☆☆
p52のイラストが妙に可愛いな……
早く新しいガン対策が開発されればいいね。

・今日の一言(本文より)
DNA医学の大きな特徴は、DNAを言語としてとらえて、生体の中で行われている様々な活動を、多くの情報のやりとりとして見る点にあります。
DNA의학의 큰 특징은 DNA를 언어로 삼고 생체 속에 일어나는 여러가지 활동을 많은 정보의 교환으로 보는 것에 있다.
DNA医学的重要特征是,把DNA看做语言,在生物体内的各种各样的活动看做很多信息的交换。
A defining feature of DNA medical science is to consider DNA as language, and look at the various activities in the organism as a mass of information being shared.

タグ:大野典也
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。