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芥川龍之介の思想:「侏儒の言葉」と「西方の人」(新教新書) [本(人物伝記]

akukagawa.jpg 『芥川龍之介の思想』
滝沢克己(哲学、倫理学)
新教新書(1967)


岩波文庫『侏儒の言葉』より

正義は武器に似たものである。
武器は金で、正義は理屈で、敵にも味方にも買い取られる。

日本人労働者がパナマから退去を命じられた

強者とは敵を恐れぬ代わりに友人を恐れるものである。

たとひ玉は砕けても瓦は砕けない。

理想的兵卒は上官に絶対服従しなければならずそれは絶対に責任を負わないこと、
理想的兵卒は無責任である。

あらゆる自分の芸術が、あらゆる自分の表現が、芥川君自身にとって不満であった。

『西方の人』人であるとはどういうことか

☆☆☆☆☆
侏儒の言葉はなかなか面白い本かもしれない。

・今日の一言(本文より)
僕はこの二年ばかりの間は死ぬことばかり考へつづけた。
나는 그 2년쯤 동안은 죽는 것만 계속 생각했다.
I've been thinking only about dying these past two years.
我这两年一直想着自杀。

タグ:滝沢克己
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