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変革者の思想:時代の壁を打ち破るもの(講談社現代新書) [本(人物伝記]

henkakusha.jpg 『変革者の思想:時代の壁を打ち破るもの』
奈良本辰也(日本近世史)
講談社現代新書(1970)


佐久間象山:
自分が確信をもって行ったことに対しては、安んじて運を天にまかせるという心がけが必要である。
多くの人々はまだその真実を知ることはできないが、私だけはその真実を知っている。

海保青陵:
君臣は売買関係

三浦梅園:
平穏無事の人生

小学校の二宮尊徳像の撤去理由は、交通戦争の現代に本を読みながら歩くのは危ないからだった。
天道と人道を分けて人間の自立をうたった二宮

夫れ本は一円不徳なり
ヘーゲル:
カントの哲学は、水にはいる前にいかにして人間は泳げるかということを一生懸命に考えたようなものである。

明治政府に酷似した政体を構想した佐藤信淵
硝酸で顔を焼いて人相を変えた高野長英

イタリアからスイス、フランス、イギリス、ドイツと放浪したジョルダーノ・ブルーノ
道がなければ狂となるしかない

☆☆☆☆☆
歴史を変えるような人は少し変な人が多いようです。

・今日の一言(本文より)
聖人と称し、仏陀と号するも、もとより人なれば、畢竟わが講究討論の友にして、師とするものは天地なり。
성인이라 칭하고 부처라고 불러도 물론 사람에 불과하고 필경 우리 강구토론의 벗들이고 스승으로 하는 것은 천지 뿐이다.
被称为圣人号称佛陀的,本来也都是人,这些毕竟是我钻研讨论的朋友,我所拜的师只有天地也。
Called saints or buddhas, but they are also human beings, so they are friends that I study and argue with. My master is only this universe.

タグ:奈良本辰也
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