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三木清・無常(京都哲学撰書) [本(東洋思想]

『三木清・無常』
唐木順三(哲学、文芸批評)
燈影舎(2002)


『三木清』1947
『無常』1964
の二冊をまとめたもの。

はかなしから無常への意味の変遷

『今昔物語』では死体の腐臭により出家するのに
『カラマーゾフの兄弟』では逆に僧院を去る

求道者から救済者となった法然
極楽へ行く最後の一人が阿弥陀如来
無常の根本義をおのが国語のアルファベットとした日本人

一遍
花はいろ 月はひかりと ながむれば こころはものを 思わざりけり。

☆☆☆☆☆
一遍の短歌は、仏教の思想をよく表している。

・今日の一言(本文より、)
プリズムの分析の前に七色が白色の中にあったか?あった。しかしそれはただ実験によって我々が知り得る可能性としてあった。
As de Broglie has said, prior to analysis by prism, there are seven colors in the colorless ray. But they exist, in the sense that if we make an experiment, they appear.
用棱镜分析之前,白色之中有没有七色?有。但是那只有通过实验才能知道的可能性。
프리즘 분석 전에 일곱 빛깔이 백색 속에 있었어?
있었다. 그러나 그것은 그저 실험에 의해 우리들이 알 수 있는 가능성만으로 있었다.

タグ:唐木順三
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