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中国台頭の終焉(日経プレミアシリーズ) [本(中国事情]

『中国台頭の終焉』
津上俊哉(現代中国研究家、通産省)
日経プレミアシリーズ(2013)


ルイスの転換点。日本は1960-65

2009年地方財政収入の46%が土地の払い下げ
国進民退
2010年の出生率は1.18

日銀の日本経済への主張。
2000-2010年の実質GDP成長率は先進国最低。
一人当たりでは他国と変わらない。
労働人口一人当たりには先進国最高の延び率

日本は1995年に労働人口が減り始めた。中国は2011年

日中の経済成長の時差は40年、少子高齢化の時差は15年

iphone一台179ドルの内の日本製部品代は61ドル
中国の組立コストは6.5ドル

アメリカの国民貯蓄率はすでに日本より高い

大多数の中国人は尖閣列島の日本の実効支配を知らず、
日本の国有化を聞いて中国が再び侵略を受けたと怒りを爆発させた

☆☆☆☆☆
私も中国がアメリカを超えるなどという馬鹿な話は信じていないが、
この本の著者は日銀経済学と人口デフレを信じているらしく、
本の内容の信憑性をどう評価したらよいのやら……

・今日の一言(本文より)
鈴を付けた者が鈴を外せ。
解铃还需系铃人。
방울을 푸는 일은 역시 방울을 맨 사람이 해야 한다.
The only one who can fix the problem is the one who created the problem.

タグ:津上俊哉
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