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日本の天文学:西洋認識の尖兵(岩波新書) [本(科学史/医学史]

nihonnotenmon.jpg 『日本の天文学:西洋認識の尖兵』
中山茂(科学史、天文学)
岩波新書(1972)


方技=wonder-worker
日本では陰陽道が重視された
魔術から直線的に科学が生まれたとは考えない
大学寮教官中の帰化人は7世紀は100%8世紀は40%
安倍晴明から五代目泰親は落雷に打たれても平気

天行不斉を認め法則性の箱以外の
異常現象を認める箱を持つ中国文化

改暦の頻度:
二千年間で中国は40回以上、日本は十回、西洋は一回

ユリウス暦は1600年で12日ずれた
渋川春海の貞享改暦
中国は機械論的でなく気象論的
志筑忠雄の作った訳語:地動説、粒子、重力、引力

地動説という言葉は西洋にはない。太陽中心説かコペルニクス説という。
古代インドでは仏僧は天文学の研究をさしひかえるように勧告された
農民一揆の要求の一つに旧暦復帰
東洋唯一の近代国家として国際共同観測網で重要な位置を占めた

・今日の一言(本文より)
ホロスコープ占星術は生まれた時の惑星の位置によってその人間の生涯を占うものである。
호로스코프 점성술은 태어났을 때의 행성의 위치에 의해 그 인간의 생애를 점치는 것이다.
天宫图占星术是根据出生时辰的行星的位置来占卜一个人的一生。
Astrological horoscopes make predictions about a person's life based on the position of the planets when the person was born.

タグ:中山茂
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