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自己・あいだ・時間:現象学的精神病理学(ちくま学芸文庫) [本(心理学]

『自己・あいだ・時間』
木村敏(精神病理学)
ちくま学芸文庫(2006)


躁鬱病、分裂病、離人症など
鬱病は自己世界における、
分裂病は共同世界における危機的状況の表現

分裂病者:
自分を出したい出したいと思って出せずにいるうちに、
人が自分の中にどんどん入ってくるようになった。

自己は元来存在するものではなくて、絶えず繰り返し生成するものである。

日本人は憂鬱という言葉から自然現象を連想するが
アメリカ人はdepressionから心理現象を連想する

自己とはあいだの束である

☆☆☆☆☆
離人症は前頭葉か扁桃体の障害や複数の別々の障害と思える

・今日の一言(本文より)
The self is a relation that relates itself to itself.
自己とはそれ自身にかかわる一つの関係である。
自我是一种自身与自身发生关联的关系。
자기란 자기 자신에 대한 하나의 관계이다.

タグ:木村敏
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